採用情報 | メッセージ

誰かが
やらなくちゃならない。
誰も挑もうとしない。
だからやる。

経済活動において大切なことの一つが「環境負荷の低減」ですが、その中でも排水の無害化は非常に重要な問題です。過去の歴史の中で、工場排水が重大な社会問題ともなった公害病を招いた例は、国内外に少なくありません。その排水処理に多く利用されているのが、微生物を使う活性汚泥法。1914年にイギリスで発表され、日本でも1924年には下水処理施設で導入された、100年近い歴史と実績のある技術です。ところが、微生物の種類や挙動について未解明の部分が多くあることから、技術革新にはほとんど取り組まれていません。

しかし既存の手法に頼るだけでは、何の進歩もありません。私たちはその解明に挑み、新たな手法を確立して実績を築いてきました。国際協力機構(JICA)と日本貿易振興機構(JETRO)の事業にも採択され、タイやインドネシアなどのアジア諸国にも、当社の技術を普及させようとしています。急速に工業が発展している地域で、インフラ整備が追い付かないため自然環境が破壊されることがあってはならない――そんな考えでこれまで以上の社会貢献をめざし、今後も未知のメカニズム解明や前例のない手法に挑んでいく考え。これから入社する方にも、その一翼を担う気持ちで取り組んでほしいと期待します。

代表取締役 藤野 清治

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